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こころの帰る場所。

 昨日は「ご近所に実っている柿が気になり始めて、うっかり木に登って

しまいそうになる悲しい習性」のお話をしました。

あまり我慢をしすぎて病気になってもいけませんので、買って来ました。

 

Photo_143 いちじくです。(なぜ、いちじく?)

これを書いている時点ではもう、いくつか食べちゃってます。

あぁ、何だか満たされました。。

 

 そういえば、わたしの故郷・島根には身の廻りにたくさんいちじくの木が

ありました。

わたしのおばあちゃん(母の母です。)の家の庭には大きないちじくの木の他に

びわ、ぐみ、木苺、ナツメ(うわ、なつかしい!)、桑の木、柿、みかん、など

など・・まるで小さな果樹園のようでした。幼いわたしたち姉妹は一日中樹の

下を走り回りながら、果物をお腹いっぱい食べていました。

そんなわたしたちをにこにこと静かにながめながら、おばあちゃんはお得意の

炊き込みご飯を炊いてくれるのでした。

おばあちゃん家で食べたいちじく、とっても甘かったな~。。

今は遠い日の、幸せな記憶です。

 

 今はあの懐かしい家も、庭も、花ニラが咲き乱れる池もなくなってまいまし

たが、四季折々の果実を見て、ふと切なくなるたびに、いつもわたしの魂は

時空を超えてこの場所に帰っていくような気がします。

そして格子戸を開けると、そこには着物を着た背の低いあのおばあちゃんが

ちょこんと座って「よう、来たねぇ。」と、微笑んでくれているような気がします。

 

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悲しい習性。

 ご近所にとても気になるスポットがあります。

 

Photo_142 いつも通る道路沿いの土手の中ほどに生えている

三本の木。

「姫リンゴ」と「柿」ではありませんか!

 

 もうこんな季節なんですねぇ。

柿もほど良く熟れているんですが、誰かが収穫した様子がまったくないのです。

(ほぼ毎日なにげにチェックしているのです。。)

 

 あぁ、おいしそうです。

わたしの田舎は、この季節ちょっと山の中に入ると柿はもちろん、野いちご、

栗、アケビなどの自然の恵みが豊富でした。

放課後などは友達と待ち合わせてアケビを採りに行ったり・・という、何とも

おしゃれな女子高校生ライフを送っておりました。

 

 そんなわけで・・ここを通るたびに本能的に木によじ登りたくなる衝動を

なんとかわずかに残された理性で押さえている毎日です。

 

 ・・おそるべし、過去の習性。

がまん、がまん。。

(木の持ち主の方、どうかわたしの精神衛生のため、早く収穫をしてくだ

 さい~!)

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君の生まれた日。

 息子の夏休みの宿題が戻ってきました。

夏休みの出来事を書いた作文です。

 

 一部をご紹介します。

 

 「 夏休みといえば? 海、旅行、プール、スイカ、花火、かきごおり、かぶと

  虫、 ふうりん、おまつり・・・といろいろありますが、いちばんやっかいなの

  は、なんといっても宿題ですよね。 そうでない人もいるでしょうが、ぼくは

  そうです。

  『せっかくのお休みなのに~~』 といいつつ、しぶしぶやるんですよね。 」

 

  ・・しばらくへたりこんで笑ってしまいました。  いやはや。。

 さらに作文用紙の端っこには担任の先生からの「たいへんよくできました」の

スタンプが・・!

またまたへたりこんで笑ってしまいました。

・・なんだかいいなぁ。この先生。

 

 わたしたちの世代には懐かしい水谷豊さん主演のドラマ『熱中時代』

にあこがれて教師になられたわたしと同じ年齢の男性です。

子どもたちの個性とペースを大切にするスタイルの中にも「いじめは」絶対

に許さない!というポリシーを持った熱血先生です。

 何だか息子もこの先生が大好きな様子です。

 

 学校から戻るとランドセルを放り投げて、友だちと公園で日が沈むまで

「缶けり」をして遊ぶそんな毎日です。

 

 そんな息子も今日で12歳になりました。

今、オーブンでケーキを焼いています。

 来年からはもう中学生。

なかなか「もけっと」ペースが許されない子どもにとってはつらい時代。

これからもいろいろ大変なことがあるかもしれないけど・・

どうかいつまでも今のままの君でいてください。

 

 誕生日、おめでとう。

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安心タオル?

 最近・・眠いんです。

朝はとっても元気なのですが、夕方になるとまるで麻酔をかけられたように

とにかく「眠い」・・。

かといって夕食前のこの「魔の」時間帯、眠っているわけにもいかず、

「えいっ!」とこころに弾みをつけてキッチンに向かいます。

 

 さすがに食欲の秋!何を食べてもおいしいし、わたしの癒しのひとときです。

ただ。。その後が・・また睡魔の逆襲の時間です。

息子の話を「ボ~~ッ」と聴いていたわたしの様子に見かねてた息子は

おもむろにあちらの部屋の押入れをゴソゴソ。。

そして、赤ちゃんの頃から使っていた一枚のバスタオルを持ってきました。

スヌーピーの柄で、使い古されてクタクタになっています。

 

 「かあちゃん、疲れてるんでしょ?はい、これ持ってボ~~っとしたら?」

とわたしに差し出します。

 わたし 「・・??」

 息子  「これもってたらボ~~ッとしやすいでしょ?」

 

 なるほど。そういえばスヌーピーの仲間たちに「ライナス」って子がいま

したね。

さしづめ息子にとって、このバスタオルはライナスが肌身離さずもっている

安心毛布」みたいなもの・・でしょうか。 ・・納得。。

きっと彼も「ボ~~ッ」癒されたい時は、これを抱きしめてるんでしょうか。。

 

 思えばわたしもこの歳になっても、眺めていたり、触っているだけで

癒される物ってあるんですよね。。

・・それにしても「バスタオル」かぁ。。おもしろい。

 

 その「安心タオル」をお腹に掛けて、しばらくソファーにもたれていると

なんとなく「もけ~」っとできていい感じです。

 息子よ、ありがとう。

 

 あぁ、でも、クセになったらどうしよう・・。

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My blue Heaven

Photo_141 午前7時。

空は雲ひとつない青空。

まさしく「ひゅうひゅうの青空」というんでしょうね。

 

 ・・ 「ひゅうひゅうの青空」。

 この表現は、とある親しい方が書かれた歌集の中にある「青空」の

表現です。

わたしもとても気に入っています。

こんな日の青空にふさわしい表現、どんなに探してもきっとありません。

 この空を見つめていると、何だかこころまでこの青に溶けていきそうです。

遠くで聞こえる鳥のさえずりと虫の声を聞きながらゆっくりと深呼吸。

空の青に満たされて、再びゆっくりと歩き始めました。

 

 この同じ空で同じ時を生きている大切なひとたちの顔をひとつひとつ

思い浮かべながら。

 

 そんな気持ちにさせてくれる不思議な空でした。

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草の庭

 夫と、とある研修に参加しました。

同じ建物内で「山野草展」が開かれていたので、ふらりと立ち寄ってみました。

展示してある山野草たちはすっかり秋の草花ばかりです。

 

Photo_138 「源平の吊り船」という、初めて聞く趣深い名前の

このお花。

名前の由来が知りたくなりました。

 

Photo_139 これは結構良く知られていますよね。

「サギソウ」。

まるで今にも羽ばたいて飛んで行きそうです。

 

Photo_140 そして「彼岸花」。

白い種類を最近、割と見かけるようになりました。

こちらの地方では彼岸花が少しずつ咲き始めました。

 

 若いころはバラやカサブランカなど、華やかな花が大好きでしたが、

最近はこんな小さな日本の野の花に惹かれます。

会場をゆっくりと佇んでいると、こころは野山に飛んでいきます。

・・でも、野の花はやっぱり「野」で出会うのがいちばんですね。。

久しぶりに秋を求めて山に出かけてみたくなりました。

 

 そういえば、わが家の庭。

しばらく草取りをさぼっていたので庭ごと「山野草展」ができそうな勢いです。

ススキまでいい感じで生え始めているし。。

あぁ、こちらの方も何とかせねば。。

 

 この際お月見までススキを育ててみようかな??

(・・という名目でまたしばらくおさぼりするつもりのわたしです。)

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目薬の味?

 食べ物の好き嫌いがないわたしですが、これだけはダメなんです。 

 ・・目薬。 ・・って食べ物ではありませんが。。

 

 今、引き続きドライアイの治療で眼科で処方してもらった目薬を3種類

点していますが、目薬って喉を通って口に回って来ませんか?

これが・・ 苦くてまず~~い! のです。

よ~く考えたら目と鼻と口は繋がっているので、当たり前の現象だと長年

耐え続けてきましたが・・。だからと言って慣れることは絶対にできそうにありま

せん。毎回毎回点してから約5分後には必ずこの苦~い味が襲ってくるので、

かなりブルーな気分に襲われます。

 

 なにげに夫と息子に聞いてみました。

「目薬って、点した後、苦いよねぇ??」

 夫と息子は口をそろえて

「えっ??ぜんぜん苦くないよ~。そんな事、聞いたことないし。」

などとびっくり顔です。

 そんなわたしを笑う息子は鼻から吸った息が目から抜けます。

このひとの方がよほど珍しいというものです。。

 

 ・・そして・・。 とあるアンケート結果をネット検索で見つけました。

「目薬に苦味を感じるひと」はなんと76%もいるのです!

な~んだ、わたしはむしろ多数はではありませんか。・・えっへん!

結構同じ悩みのひとって多かったのですね。。

だとすると、ソフトクリームにたくさんのフレーバーがあるように、目薬にも

「季節限定○○風味」とか「地方限定○○味」とかを開発したら製薬会社は

きっと儲かるでしょうに。。などとまたおまぬけな想像をしてしまうわたしです。

 

 ちなみに目薬が喉に回るのを防ぐには、点眼直後に目頭を押さえて

約一分間目を閉じたら良いのだそうです。

もうちょっとで眼科医に真剣に相談するところでした。

 

 ・・もっと早く調べればよかった。

 

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歩く速さで。

 朝、夫と息子を送り出してから、散歩をするのがわたしの日課になりました。

 

 扉を開けた途端、外は澄んだ冷たい空気に満たされています。

わたしはゆっくりと息を吸い込みながら歩き始めます。

空は快晴、雲もすっかり秋の雲。

ひっそりとした桜並木がある土手では秋の虫の声が聞こえます。

草むらでよく目を凝らしてみるとかわいらしい紫ツユクサが。

(・・これ、生物の実験で使ったっけ。。)

などと思わず回想したりして。 

彼岸花ももうじき花を咲かせようとしています。もう、こんな季節なんですね。

 

 犬の散歩をしている方にも出会います。

二匹のシーズーを連れておられたその女性は、わたしが立ち止まって

にこにこと眺めていたのに気が付いて、わんちゃんをわざわざ連れて来て

くれました。

毛糸の固まりのような「ケモケモ」の仔犬と二言三言お話しました。

よちよち歩いていく様子がたまらなくかわいい。

きっと、また会えるね。

 

 こんなにゆっくりと歩くのは久しぶりです。

歩いていると、こんなにも五感が刺激されるなんて。しばらくこんな感覚、

忘れていました。

 

 「歩く速さ」で見つけた小さな出逢い。これからも楽しみな毎日です。

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静寂を求めて

                                                                                                                                              Photo_135

ここ、大好きなんです。

緑生い茂る庭園に足を一歩踏み入れると、静寂の中に

しっとりとした苔のにおい。

何度も訪れているのですが、来るたびにこころが落ち着く

わたしの癒しのスポットです。

 

 瑠璃光寺は全国に現存する五重塔のうちで10番目に古く、美しさは日本

三名塔の一つに数えられ、室町中期における最も秀でた建造物と評され

ています。

 そして小ぢんまりした池に囲まれた中にひっそりと存在する五重の塔。

豪美さは無いものの、とても優雅なたたずまいです。

                                                                                                                                 

                                                                                                実はこの池、もう一つのお気に入りスポットです。

Photo_136

カメくんが悠然と泳いでいます。

こんにちは。

・・右手、右足だけを動かしてゆ~っくりこちらに

やって来ます。 じ~っ・・とえさをくれるのを待っています。

でもわたしたちは何にも食べ物を持っていなかったので、カメくんは

あきらめてゆ~っくりと旋回して帰って行きました。ごめんね。

 

 五重の塔を後にしたわたしたちは雪舟庭園へ向かいました。

 Photo_137

この庭園は約五百年前、大内政弘が別荘として雪舟

禅師にデザインを依頼して造られたものです。

 芝生で覆われた内庭の中心に池が配され、まわりにさつ

き、つつじなどをわずかに植え込んであるだけのシンプルな造りです。

まるで彼の山水画の中に迷い込んだような錯覚を覚えます。

ほんとうはこの池には一面、黄色の水蓮の花が咲き乱れ、それはそれは

息をのむほどの美しさでした。

 ここでもすべてが静寂。

・・ただ息子は「マムシに注意」の看板に始終おののいていましたが。。

(でもきっと、昔はカメくんもマムシくんもフツーに池に庭に暮らしていたん

ですよね。)

当時のひとびともこの趣深い静寂の中で、「マムシ~!!」などと、思わず

悲鳴を上げていたのかな?・・なんて想像してしまうわたしはやっぱり変な

ひとです。

 

 最後に息子が買った物。。それは彼の大好物で、こちらの名物でもある

「ういろう」、しかも抹茶味です。小学生の買い物にしては渋すぎます。

さっそく帰り道に車の中で食べていました。

最近妙に食べ物のセンスが渋くなってきました。

 ・・ だいじょうぶでしょうか。。

 

 短い時間でしたが、静けさをたっぷり堪能した秋の一日でした。

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台風一過と「もけっと一家」。

 大型の台風13号が去っていきました。

幸いわが家は被害は無かったものの、接近中はまるで家のすぐ近くを

地下鉄が通っているかのような轟音と揺れで、それはもう恐怖の一夜でした。

 偶然ですが昨夜「プラネット・ブルー」というハワイ島の大自然を特集した

番組を観る機会がありましたが、まるで「地球の血液」のように流れ出たばかり

の溶岩が、地上で赤々と息づいている映像を目の当たりにして、つくづく大自然

への畏れ、脅威、あらためて大自然の前での人間のちっぽけな存在を、今回

の台風の経験と併せて思い知らされたような気がします。

 

 台風が過ぎた翌朝、わたしたち一家は山口市へと向かいました。

まもなく息子の誕生日ということもあって、彼の兼ねてから欲しかった物を

この日に買いに行く約束をずい分前からしていたのです。

高速を使って片道約一時間とちょっとの道のりです。

天気予報を見て、無理の無い行程で慎重に移動することにしました。

 

 高速道路は幸いダメージがなかったのですが、一般道に降りると同時に

目を疑うような光景が。

信号機のライトの部分が、風が吹いた方向へ押しやられるように見事に45°

の角度にくるりと方向が変わっているのです。中には黄色の信号のライトの

部分が、まるで跳ね上げ式サングラスのように上にめくれてしまっている物も

ありました。

・・よく見ると、信号機のライトの部分って支柱にたった二点で固定してある

だけですもんね。。それにしても、そう簡単に曲がるものでもないでしょうにね。

 

 おそるおそる、わたしたちは何とか目的地に到着しました。

市内はほとんど被害が無い様子で、ひと安心。

欲しかったものも買ってもらえて息子もうれしそうです。

せっかく来たのですから、ゆっくりして帰ることにしました。

 

 わたしたちの大好きなスポット、山口の国宝、「瑠璃光寺」の五重の塔に

着きました。 

 ・・その前に、お隣にある最もお気に入りスポットへ。

 

Photo_134 ここだけは、外せません。ソフトクリーム屋さん。

ご当地名物、蕎麦の実のトッピング付きの蕎麦ソフトで

有名なお店ですが・・

なぜかわたしは「ピーナッツ・ソフト」。粒入りで香ばしい風味がたまりません。

そして息子は「夕張メロン」。・・ まったくご当地色、ナシです。

夫は「柚子ソフト」。さすが、渋い選択です。かろうじて山口名産の柑橘、

ユズを選ぶとは・・。

 しばらくして、夢中で食べているわたしの横で、夫が何か小さな声で

つぶやいています。

  ・・「ユズ、失敗した。。」

 

 ん?どれどれ? わたしのと取替えっこして、味見をすると・・

う~ん、なるほど。あまりにも「ユズ」を強調しすぎて、後味が「バスク○ン・

柚子の香り」・・。

ちなみにわたしは「バスク○ン」を食べた事はありませんが、何となく

「食べたらこんな味かな~?」というようなケミカルな風味でした。

(・・あぁ、作った人、ごめんなさい。)

でも、結局わたしが最後までおいしくいただきました。。

 

 ・・何だか大自然の驚異とはずいぶん関係のないおまぬけテイストな展開

になってしまいました。

 

 またあらためて瑠璃光寺のお話をすることにいたします。。

 

 

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悲しい体質。

 一日の中でいちばんリラックスできるひと時がお風呂に入っている時です。

気温もぐんと下がって、ゆっくりと暖かいお風呂で温まるのが何ともいえず心地

よい季節になりましたね。

 

 昨日の事です。

いつものようにシャンプーをしているといつもの3倍ぐらい泡が立つので、ふと

ラベルを見ると、「Dove(ボディーシャンプー)」・・でした。

あぁ、やっちゃいました。。

 

 いくら「モイスチャーミルク配合」とはいえ、何だか翌日ギシギシしそうだった

ので、よせばいいのにいつも使っているシャンプーを使ってもう一度洗い

ました。

一度洗ったせいもあり、こんどはいつもの5倍ぐらいの猛烈な泡立ちが・・。

一夜明けて、髪はギシギシしないのですが、地肌がちょっとヒリヒリ・・。

以前同じことを二回してしまうわたしについて書いたことがありましたが、

まったく学習しないというか・・ 悲しい体質です。

 

 先日、わが家の息子も学校でのプールの最終日に足の親指の先を

コンクリートで擦りむきました。大したことはなかったので、そのまま水泳を

していたところ、「まったく同じ場所」をまたまたしたたかに擦りむいたの

です。そしてそのまま保健室送りに。。

けっこう深く擦りむいていました。

 このひとの行動は、ほんとうにわたしに似ています。

 

 この親子、ほんとうにだいじょうぶでしょうか。 

・・おそるべし、「もけっと」のDNA。

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こころの旅?

 この季節になると妙にそわそわするわたしです。

そうです。秋は旅行のシーズン。

もう何をしていてもこころはすでにいろいろな土地に飛んでいます。

 

 今、一番行きたいところは京都の田舎。観光地をちょっと離れてひっそりとした

古寺めぐりや裏路地を徘徊してみたいと夢見ています。

それから・・夏が過ぎた沖縄、大好きな東京の下町めぐり、おばあちゃんの

故郷の四国への旅、そして九州・別府界隈の硫黄の香りたなびく「ひなびた

温泉街」めぐり。

あぁ、こうして書いていると、またまた「放浪癖」の発作に襲われそうです。

・・落ち着いて、落ち着いて。。

 今はほとんど出張などに出ることはありませんが、以前は短期出張の旅

に出る機会が時々ありました。

そんな暮らしの中で発見したのが、これです。

 

Photo_133

コンタクトレンズのケース。これが結構便利なのです。

わたしはこの中にヘア・ワックスとヘア・トリートメントを分け

て入れて旅先に持って行ってました。

 

 旅先ではなるべく荷物は少なくコンパクトでいたいので、これだと軽いし

第一液漏れしないし、これで二泊三日ぐらいは簡単にカバーできます。

使い捨てコンタクトの洗浄液を買うと、必ずおまけに付いて来るんですよ。

それがいつのまにかたくさん貯まっちゃうので新たな使い道を探していたの

ですが、古いコンタクト・ケースくんにこんなにぴったりの「第二の人生(?)」

があったなんて。。!

一人で悦に入っていた変なわたしです。

 今でもちょっとした宿泊には必ずこうして持って行きます。

さあ、この秋はどこへ行こう。

 

 ・・あれ? よく考えたら向こう数ヶ月(永遠に、という説も・・??)わが家の

家計は大ピンチではありませんか。。 う~ん。

 

 しばらくは「こころの旅」でいろいろな場所におじゃますることにしましょう。

想像するだけなら海外だってゴージャスな旅ができるもん。

 

 ・・しくしく。。

 

 

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たたかい続けるおばあちゃんたち。

 アメリカでは9月10日は「祖父母の日」。

日本でいうところの敬老の日にあたるのでしょうか。

おりしもこの日は9.11世界貿易センターでのテロ追悼記念日の前日でもあり

ます。

12日付けの新聞で、あるNYでのニュースが紹介されていました。

 

 反戦行動を続ける「おばあちゃん」たちが先頭に立って、NY市内で

「不法なイラク占領をやめ、今すぐ兵士を帰せ!」

「わたしは子や孫を、他の女性の息子や娘を殺すために育てたのではあり

ません!」 と訴えました。

 そしておばあちゃんたちは「われわれは沈黙しない・・WE WILL NEVER BE

SILENT」というTシャツと横断幕でグラウンド・ゼロまで行進。そして、たくさんの

観光客などが見守る中、NY州からアフガニスタン、イラクに派兵され戦死した

125人の兵士の名前を読み上げるなどの抗議行動を行ったそうです。

 

 あぁ、すごい!

「老いては子に従え」という言葉が日本にはありますが、世界の流れが急速に

きな臭くなってきたこの時代、何も言わずに時代の流れに任せていたら大変な

ことになりそうです。

NYのおばあちゃんたちはきっとその事を誰よりもよく知っていたのでしょうね。

 

 それにしても「正義の名」において始まったこの戦いから、人類はいったい

何を得たのでしょうか。

武力と暴力による報復は、絶えることのない暴力と憎しみ、悲しみの連鎖を

生み出しているだけのように思えます。そしていつも犠牲になるのは罪のない

子どもたち。。

今もどれだけたくさんのお母さんたちの涙がイラクで、そしてアメリカで流され続

けていることでしょう。

  

 戦争のあった時代を生き抜いたおばあちゃんたちのメッセージほどストレ

ートにこころに届くものは無いな・・と、このニュースに触れてしみじみ思いまし

た。

現役を引退しても、平和を守ることにかけてはいつまでも現役の最前線で

アクションを取り続けるおばあちゃんたち。

脚とか腰とか、色々と痛いところがあるに違いないでしょうに。

(・・と勝手に心配してしまいますが。。)

 

 おばあちゃん、最高にかっこいいいよ!! パチパチ。。!

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帰ってきた・・?

 九月に入って・・

帰ってきました。 大好きな秋の風の香り、そして秋の味覚とわたしの食欲。

そして、このお方のこの姿。

 

Photo_132 夏休み最終日のあの姿は・・

きっと幻だったのかもしれません。

 やっぱり、こちらの方がずっと似合っています。

 

あのままだったら、かえって心配だったかも??

 

ちょっとホッとしているわたしはもしかして、変な親でしょうか。。

 

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月と。

 夫が仕事を終えて帰ってくるときには帰宅の予告メールが届くことに

なっています。

 

 昨日の事です。夫からのメールです。

 タイトル : 「月が」

 本文   : 「丸い」。

 

 夕食づくりの手を止めて外に飛び出しました。

 

Photo_130 ・・これが見せたかったんですね。

風が澄んでいてちょっと秋の香り。

心地よく路地を渡っていきます。

 

 返信しました。

 

 本文 : 「ほんとだ」。

 

 ・・しばらく秋風に吹かれてひとりで月を見ていました。

 

 そういえば・・虹が出たり、こころ動かされるような夕焼けを見つけたときに

無口な彼から、こんなシンプルなメールが届くことがあります。

急いでシャッターを切りました。

  

 ・・・そして、気が付きました。

月って、何歩か歩いて近づいたつもりで撮影しても大きく写らないという

ことを。

 

 

 

  

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とっても欲しかったもの

 今、わたしが一番欲しいもの・・それは、ずばり「身長」でした。

 

 現在の身長はごく平均的だと思います。

でも、どうか神様・・せめてあと5cmだけ・・と最近特に思っていました。

実はそれには切実な理由があったのです。

 

 わが家の構造が、あまりにも「背の高いひと向け」に作られているからです。

きっと身長の高いご夫婦だったんでしょうね。この家を始めに建てた方って。

天井も高いし、窓もドアも縦のサイズがたっぷりあるのが魅力なのですが、

キッチンのシンクも高いし、何といっても収納戸棚も高いところに・・。

しかもあと4~5cm、ビミョーにとどかない。。

だから、ちょっと何かを取り出したり、しまったりという作業がけっこう大変

で、ストレスフルなのです。

 

 さらに夫はわたしより1cm背が低いので、まず頼むわけにもいきません。

しかたがないので、しばらくは戸棚の下でピョンピョン跳ねて戸棚に物を

放り込むという、なんとも原始的かつ「いかにも面倒くさがり丸出し」的な収納

方法をとって家族にあきれられるわたしでした。

 

Photo_129

見かねた夫が買ってきてくれたのが、これです。

夫は仕事でときどき刑務所に福祉関係の講義をしに行く

ことがあるのですが、所内ではそこで作業をされている

方々のいろいろな作品が展示・販売されており、その中の一つを今回買って

来てくれました。

 

 とても頑丈でていねいに作られていて、木のぬくもりが伝わってきます。

やっぱり、ひとの手によって作られたものはいいものですね。

 

 夫は同じ内容の講義を刑務所「外」でも行うことが多いのですが、何と

いっても所「内」の方々のほうがとても真摯に聴いてくれ、それぞれの刑期を

終えてからの人生に懸ける真剣な意気込みをひしひしと感じるのだそうです。

 

 11月にはそこの作業所で「矯正展」(わたしはあまりこの表現は好きでは

ないのですが・・)というイベントがあり、もっとたくさんの作品の展示・販売が

行われるとの事で、是非どうぞ、とのお誘いをいただきました。

 

 この踏み台がわが家のキッチンに来てくれて以来、収納も今までがウソの

ように楽チン。。

何といっても、もうあの「ピョンピョン」収納によって、家族がハラハラしなくても

よくなりました。

 

きっとこの踏み台もいろいろな思いがこもった作品なのでしょうね。

 

 11月にはどんな作品に出逢えるか、楽しみな今日このごろです。

 

 

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「こころ」の帰る場所。

 昨日、めずらしくちょっとだけ寂しい気持ちになりました。

理由はまったくたいしたことではないのですが・・。

わたしの指は無意識のうちにある人の電話番号を押していました。

大阪の大学時代に下宿していたお宅のおばちゃんでした。

 

 家族を離れてのはじめての暮らし。いろいろなことがありました。

(今もですが)結構やんちゃだったわたしはずいぶんと叱られたものです。

 当時フェンシング部の合宿後、膝のスポーツ障害を負い入院、手術をする

ことになりましたが、偶然わたしの姉も時期を同じくして手術することが

決まっていたので、両親はそちらの付き添いに行く事になっていました。

 

 姉は身体が弱く、入退院の繰り返し・・という状態にわたしは慣れていたので

一人で何かをするのにも慣れていたつもりでしたし、そんなわたしの様子に

両親もすっかり安心していたようですが、本心はとてつもなく不安な気持ちを

抱えての入院でした。

 

 入院の荷物はすべて「おばちゃん」が車で運んでくれました。

「いいよ。ひとりでだいじょうぶだから。。」とつぶやくわたしを見て、なんと

彼女は手術前夜に両親に「どうか、親だったら来てあげて下さいよ。」と

電話をしてくれたのです。

 

 翌日、麻酔から醒めかけてうとうとしているわたしの手を、誰かがじっと

にぎっている温もりを感じました。

目を開けると、「おばちゃん」がひとりで見守ってくれていました。

きっと長い時間、こうしてくれていたのでしょうね。

ほどなく両親も駆けつけました。

このときの気持ちはいまだに言い表せないほどです。

一生忘れられない体験であり、何かがあったときに再びわたしを

立ち上がらせてくれる力を与えてくれる大きな力となっています。

 

 昨日、ひさしぶりに聞いたなつかしい声。

一昨年、息子を連れて突然訪ねたとき、涙を浮かべて迎えてくれました。

それ以来の電話での再会です。

 

 「どうや、元気か?・・困った事はないか?」

・・あぁ、彼女ならでは、です。

この言葉を聴いたとたん、涙が一つだけポロリとこぼれました。

離れていた時間を取り戻すようにお互いの近況を報告し、変わりの

ないことを喜び合いました。

 

 「今度はこちらからも電話をさせてもらうようにするからね、元気でな・・。」

と彼女。 声を聴いて、いつの間にかわたしのこころはひたひたと潮が

満ちるように満たされていました。

 

 前回訪ねた際、お別れの時に

「・・もし何かあかんかったらここに帰ってきたらええやん。」と言ってくれた

瞬間から「おばちゃん」はわたしの故郷・・「こころの帰る場所」になりました。

 

 人間の繋がり、関係性って何だろう・・って時々思うことがあります。

長年ほぼ毎日会っているのに少しもこころの距離が縮まらないひとも

いる反面、出逢った瞬間からまるで割符が合うように距離がなくなるひと、

物理的に離れていても「親しいひと」に成り得ることも知りました。

親しさを示すものはきっと、一緒に過ごす時間の長さではないのかも

しれませんね。

出逢いって本当に不思議です。

 

 距離と時間をこえて繋がれたたくさんの糸から、今までを、そして

これからを生きていくエネルギー与えられることに感謝・・。

 

 わたしもいつか、そんな「こころの帰る場所」になれる存在となれます

ように。

 

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「謎のスイカ売り」の謎。

 近所でときどき「物売りの声」が聞こえてきます。

・・・といっても昔とはちがって「アイスクリーム」や「バイクの買取」などで

あまり風情を感じるものが少なくなりました。

 そういえば昔は色んな物売りの声がありましたね。

大阪にいたころは「わらびもち」や「焼いも」屋さんの声が路地からよく

聞こえてきました。(わたしは買ったことはありませんでしたが・・)

すっかりわたしの中では季節の風物詩となっていました。

また故郷(山陰の海沿いの町です。)ではほんとうにいろいろな物売りの

声が聞こえていました。「きび団子」、「竿竹」、「魚」、朝早くからリヤカーを

ひいて野菜を売りに来たおばあちゃんの方言もなつかしく思い出します。

 中でもいまだに鮮烈な印象をのこしているのは「スイカ売り」です。

幼いころ、家の中で遊んでいるとバイクの音と共に「す~い~か~!!」

という声が聞こえます。母が財布を持って急いで玄関を開けるとすでに

「スイカ屋さん」の姿は見えません。

次の日も、 また次の日も「す~い~か~~・・」 という声が聞こえて、そのたび

に飛び出るのですが、とうとう一度もその姿を見ることはできませんでした。

 

 スイカ屋さん、バイクのスピード、出しすぎです。

一つでも売れたんでしょうか?スイカ。

それ以来○○年経った今でも「謎のスイカ売り」としてわたしたちの間で

語り継がれています。

ひょっとして某国のスパイ?だったのかしら??・・なんて。

 それにしてもなつかしいいろいろな「物売りの声。」

遠い夏に聞いた「す~い~か~~・・ 」と言う声をまた聞いてみたくなりました。

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ワン・コインのしあわせ。

 いつも「花の絶えない家」であったらいいな・・って思いますが、夏場だけ

は室内が暑すぎ我が家なので、お花を飾るのをお休みしていました。

すぐにしおれてしまう花を見るのが何よりも悲しいのが理由ですが、部屋

に花がないのはやっぱりどこか物足りない物ですね。

 

 やっと涼しくなってきたので、とあるお花屋さんに行きました。

若いかわいらしい女性の店員さんが一人だけの小さな小さなお店です。

わたしのお気に入りはミニ・ブーケ。

お店の余った花をアレンジしたものですが、どれもとてもかわいいの

です。

 

Photo_128

選んだのはこれです。

紫をベースにした秋のアレンジ。

小菊とトルコ桔梗はだいたい仏様用になることが多いの

ですが、こうやってバラとガーベラとアレンジしたらこんな

おしゃれなヨーロピアン・テイストになるなんて! ・・しばし関心。。

しかも100円。。

  

 これだけ持ってレジに行くのも何だか申し訳ないような気がしましたが

店員さんは200%の笑顔で100円の花束を包んでくれました。

 きっと彼女の作品なのでしょうね。

こころのこもったこのアレンジ、こまめにお水を替えて長く楽しみたいと

思います。

 

 お花屋さんって何て夢のあるクリエイティブなお仕事なんでしょう。

というより、何よりも彼女が素敵です。

 

 とってもハッピーな気持ちになった日曜の午後でした。

 

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着メロ遍歴。

 ケータイを持つようになって何年になるでしょう。

何曲ぐらい着メロを変えたでしょう。

 

 ケータイを持ち始めた当初はとにかく珍しいというか、楽しいというか。。

いろいろな曲をダウンロードして遊んでしました。

仕事関係では「ミッション・インポッシブル」だったり、「ダース・ベーダーの

テーマ」だったり、それ以外ではメロウ&ソフトなハウス系だったり

意外なところでは槇原敬之の曲(実は彼の曲が好きなんです。。)

だったり。 

 今思い起こせばそのときの心境によって着メロが変わっていました。

 

 ちなみに夫の着メロは「帰ってきたウルトラマン」。

結構この古い時代のヒーロー物のイントロって派手なんです。

いきなり「ガガ~~ン!!」とか「ババーーン!!」とかティンパニーが

鳴り響いたりして。。とにかく、心臓に悪いです。

これが土日の早朝に響き渡った時にはわたしも思わず飛び起きて

しまうのですが、夫としてはなぜかこれを聞いたら「行かねば!!」

という気になるというか、とりあえず気合が入るみたいです。。

・・このひともユニークなひとです。

 

 わたしはアラームにケータイを使っていますが、目覚めの曲には

けっこうこだわりがあるのです。ノラ・ジョーンズの“Don't Know Why”。

このアルバムも持っていてよく聴いていますが、こころをニュートラルに

戻してくれるナンバーばかりで、何度聴いても飽きないのです。

 

 そして着メロは・・・ あの懐かしい「黒電話」に落ち着きました。

先日旅先の道端で「リ~~ン、リ~~ン!!」とわたしのケータイが

鳴ったとき「ハッ・・!!」と大きく反応されたのは大半が年配の方々ばかり。

(マナーモードにしていなかったのです・・。ゴメンナサイ。。)

 

 思えばデジタルサウンドに傾倒していた時代もありましたが、やっぱり

長年なじみのあるアコースティックな音に妙にノスタルジーを感じる今日

この頃です。

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あたらしい朝が来た。

 息子の宿題が終わりました。

 

 延べ約10時間。。何かにとり付かれたかのように頑張っていました。

最後の2時間はさすがにリビングに帰ってきましたが、かなりハイテ

ンションで、「♪じ~~んせいは ワンツー・パンチ・・」と歌いながら、しか

も物まね入りで歌い続けながらでした。 ほぼ半分壊れかけてました。

 終了したのは夜中の11時半。

すべて燃え尽きた。。。といった表情で寝室にふらふらと消えていきました。

 

 あぁ、何とか終了。ただ、ひとつだけ・・

工作の宿題を「じいちゃん」という影武者(実家の父です。。)に外注して

いたのが彼の最大の失敗でした。

わたしに二重の輪をかけた超・マイペースのじいちゃん。工作に取りかかる

のをすっかり!忘れていました。

そのニュースをきいた息子はしばらくショックに打ちひしがれていましたが、

う~ん、それはしょうがない。。としか言い様がありません。

それにしても「何があってもマイペースを崩さないじいちゃん」のキャラ、

昔から変わりません。おそるべし、です。

 

 長い一夜が明けて・・

朝食を食べながら「あ~、学校が好きな人っているのかなぁ~。。」

と、まったくエンジンがかかってない様子でしたが、急に大好きなお友達

のことを思い出したらしく、ニコニコ・いそいそと準備をして、玄関から

「 さ~い~あ~く~~!! 」と叫びながら走って学校に向かいました。

 

 ・・ほんとうにおもしろいひとです。

 

 楽しい夏休みでした。

さて、来年はどんな夏休みになるのでしょう。

 

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